True Nature Meditation

瞑想とアプローチ

True Nature Meditationの瞑想

歴史と伝統ある瞑想を
コンテンポラリーに伝える

 

True Nature Meditationの瞑想プログラムは、現代的で日常的なアプローチと、長い歴史と伝統を持つチベタン・ブディズムのプラクティスと哲学・心理学を融合して、誰でも瞑想を日常に役立てられるようにデザインされています。

プログラムで学ぶ各種瞑想は、アメリカで半世紀にわたって瞑想指導を続けるディビッド・ニックターンが、アメリカにチベットの瞑想を伝えたチョギャム・トゥルンパ・リンポチェから受け継いだ、歴史と伝統ある瞑想をベースに構成さています。

David Nichtern

Program Director 


 True Nature Meditationの共同創始者であるデイビッド・ニックターン(David Nichtern)は、チョギャム・トゥルンパ・リンポチェ(Chogyam Trungpa Rinpoche)の系譜を継ぐシニア・ティーチャーです。彼の著書『Awakening From The Daydream – Reimagining The Buddha’s Wheel of Life』『Creativity, Spirituality & Making a Buck』で表現されるように、デイビッドは、ブディズム(Budhism)の伝統の豊かさと深淵さを軽いタッチで提示し、私たちの身近なものにすることができる能力で知られています。

 デイビッドは、ヴァーモント州カルメ・チョリン メディテーションセンター ディレクター、NYのOMヨガセンター 仏教研究および実践ディレクター、LAのダルマダートゥメディテーションセンター ディレクターを歴任してきました。また近年は、マインドフルネスを中心とした教育プラットフォームでありグローバル・コミュニティであるDharma Moonを創設し、精力的に世界中でメディテーションワークショップや指導者養成プログラムを指導しています。また、creativeLIVE.comでのオンラインワークショップも開催しています。

 またデイビッドは、エミー賞受賞、グラミー賞候補となった作曲家、ギタリスト、プロデューサーでもあります。70年代の名曲『真夜中のオアシス』を作曲し、これまでにジェリー・ガルシア、クリストファー・ゲスト、スティービー・ワンダー、ポール・サイモン、ラナ・デルレイ、クリシュナ・ダズなど、幅広いジャンルのアーティストたちと共演しています。

瞑想で心を学ぶ

瞑想は、固定観念や先入観にとらわれず、職場や家庭など自分が生きている現実の状況と、明晰で正確にコミュニケーションする力を磨くもの。私たちの思考や感情、知覚を精密に捉えることで、心を仕組みと反応を知り、日常生活をより豊でより現実的にしていく心の訓練です。何かに没頭したり恍惚の状態を作り出すものではなく、日常を再発見する心の眼を養います。

瞑想の効果

 UP↑

瞑想で培うもの


Mindfulness

心の余裕・落ち着き・明晰な思考
Awareness
好奇心・素直さ・鮮明な五感・洞察力
Compassion
共感力・思いやり・充足感・解放感

Down↓

瞑想で減らせるもの


Mindfulness

イライラ・不安・緊張・注意散漫
Awareness
感情的な行動・決めつけ・自己批判癖
Compassion
自己中心的な心・孤独感・逃避癖

心に馴染む
3つのアプローチ

True Nature Meditationでは、学習で心の仕組みを論理的に理解すること、瞑想で心の反応と機能を実際に経験すること、そして教えることで、経験と理解を統合し、共感力や思いやりを育むことの3つのアプローチを使って、余裕があり明晰な心を育てます。

Study
3つの理論で心を学ぶ
 

True Nature Meditationの瞑想理論は、チベタン・ブディズムのヒナヤナ、マハヤナ、ヴァジラヤナの各理論を段階的に学べるようにデザインされています。心の仕組みを学び、心の動き実際に経験し、それを日常生活で役立てていきます。

Experience
7つの瞑想で心に馴染む

伝統的な7つの瞑想で心の動きに実際に触れ、思考や感情に馴染み、心を飼い慣らします。さらに日常での心の訓練である「ロジョン」を通して瞑想をより日常的なものにしていきます。

 MINDFULNESS

マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想は、心の明晰さ、強さ、そして安定を養うもっとも基本的な瞑想 です。呼吸に意識を向け、心と体を協調することで、心の散漫さを防ぎます。

歩く瞑想

歩く瞑想は、マインドフルネスの感覚を日常に広げていくための瞑想です。歩行動作に意識を配るプラクティスを通じて、日常生活の様々な所作へ心を向ける力を養います。

AWARENESS

アウェアネス瞑想

アウェアネス瞑想は、洞察力を磨き、心の質に触れる瞑想です。心の動きを知覚することで固定観念や先入観を手放す力を養います。 伝統的にはヴィパッサナ瞑想とも呼ばれる瞑想です。

熟考瞑想

熟考瞑想は、特定のテーマに関して深く考えることで、自分の思考の癖をとらえる瞑想です。あるテーマや課題を繰り返し考えることで、そのコンセプトや考え方に馴染むこともできます。

シャマタ・ヴィパッサナ瞑想

シャマタ・ヴィパッサナ瞑想は、マインドフルネス瞑想とアウェアネス瞑想を同時に行う瞑想で、今に心を置き、洞察力とともに思いやり・優しさを鍛えます。 欧米にチベットの伝統的瞑想を伝えたチョギャム・トゥルンパ・リンポチェ(Chogyam Trungpa Rinpoche)が最初に教えた伝統的な瞑想でもあります。

COMPASSION

メッタ瞑想

メッタ瞑想は、共感力を養い、周りの人たちに優しさを向ける瞑想です。大切な人、自分自身、あまり自分と関係のない人、そして苦手な人全てに思いやりを向ける瞑想です。

トンレン瞑想

トンレン瞑想は、周りの人たちの苦痛を受け取り、その代わりに私たちの思いやりや優しさを届ける瞑想です。自己中心的な心の動きから、他者を優先した心の動きに慣れ親しみます。

ロジョン

ロジョンは、心に関するスローガンを心に留め、コンパッション(思いやり)を日常に広げるトレーニングです。古くはインドの高僧、アティーシャがチベットに伝え、その後チベット広く親しまれるようになりました。1970年代アメリカにチベットの瞑想が伝えられるとともに、欧米で広く親しまれるようになった心の訓練です。

Teach
3つの力で心を伝える
 

瞑想指導者には、長い歴史の中で磨かれた瞑想のテクニックを「正確に伝える力」、瞑想の理論を自身の体験を踏まえて「わかりやすく伝える力」、そして指導者自身の継続した練習と学習の統合によって「本物の存在感を体現する力」が必要です。True Nature Meditationではこうした3つの力を備えて瞑想指導者を育成しています。

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瞑想体験
&プログラム説明会

True Nature Meditationの瞑想を体験しながら、プログラムの内容と受講方法についてのオリエンテーションを毎週開催しています。

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True Nature Meditation CEO
河津 祐貴

True Nature Meditation Founder

True Nature Meditationのファウンダー兼プログラムディレクター。
伝統的なチベットの瞑想と哲学を、現代的な視点でアプローチしたChogyam Trungpa Rinpocheが伝えた瞑想を、長年に渡り実践し伝えるBuddhist Teacherであり、また、New Yorkを拠点にグローバルに展開しているDharma Moonでの指導資格も持つ国際的なメディテーション・ティーチャーでもある。

2015年には、日本でのメディテーションの普及を目指してDharma Moonの主宰するDavid Nichternと共にTrue Nature Meditationを設立。Dharma Moonで伝える
ティーチャートレーニング・プログラムや瞑想理論プログラムなどに、日本の言語や文化背景を加味して監修し、瞑想指導者の育成から初学者の為のワークショップなどを多数開催している。自身の実践と指導経験を通して、ブログ『まいにちメディテーション』で瞑想の日常での活かし方をわかりやすく紹介し続けている。

個人的には平安時代末期から続く武家の末裔という一面も持つことから、1000年以上続く、チベタン・ブディズム瞑想の伝統と日本古来の武家の伝統の2つの系譜を守り続り、次世代にその歴史と伝統をつなげることを大切にしたメディテーション指導を日々淡々と行っている。

河津 祐貴 について