Practice Sessions for the Sadhana of Mahamudra
サダナを理解し、繰り返し実践する全10回の特別セッション
チョギャム・トゥルンパの著書 The Sadhana of Mahamudra を日本語で読む
2026年5月31日(日)スタート|毎月最終日曜日 17:30–19:30
CUTTING THROUGH MATERIALISM
マテリアリズムを見通す
瞑想は、心を落ち着かせることから始まります。 その落ち着きによって、 私たちは自分の状態をよりはっきりと見ることができるようになります。
しかし実践は、そこで終わりではありません。
見えてきたリアリティに、 どのように関わるのか。 The Sadhana of Mahamudra は、 そのための実践です。
マハムードラのサダナ(The Sadhana of Mahamudra)は、 リラクゼーションのための瞑想ではありません。
感情の揺れや不安定な状況を取り除くのではなく、 それらをそのまま実践の入口として扱います。
心を静めることだけで終わらず、 起きていることに直接触れる。
そこに、このサダナの特徴があります。
トゥルンパは、この実践を 現代のマテリアリズム(物質主義)に対する警鐘として、 そしてそれにどう向き合うかという実践として提示しました。
それは、物や成果を求める姿勢だけでなく、 内面の安定や「よりよい自分」を求め続ける心の動きも含みます。
マハムードラのサダナは、 そうした傾向を乗り越えるのではなく、 それを見抜くことから始まる実践です。
今回のワークショップは、ラリー・マーメルスティーンが来日し、東京で直接指導します。
チョギャム・トゥルンパのもとでこの実践に直接触れ、 長年にわたり実践・指導・翻訳に関わってきた彼だからこそ、 この実践を「どのように行うのか」を実体験に基づいて学ぶことができます。
テキストとしてではなく、 実践としてどのように行うのか。
その文脈ごと触れることができる、貴重な機会です。
Sadhana of Mahamudra とは
Sadhana of Mahamudra は、チョギャム・トゥルンパが1968年、ブータンのタクツァンで受け取った 瞑想と読誦の実践テキストです。
この実践は、トゥルンパ自身の体験に基づいて提示されたものであり、 彼がその後西洋で展開していく教えの方向を決定づけるものとなりました。
これは、心を落ち着かせるためだけの瞑想ではありません。 トゥルンパが「spiritual materialism を暴き出す必要がある」と受け取った体験から生まれた、 現代のマテリアリズムに向き合うための核心的な実践です。
成立直後から西洋に紹介され、 50年以上にわたり、講義・実践・伝授の対象として継続して扱われてきました。
またこのサダナは、トゥルンパ個人の思想にとどまらず、 複数のチベット仏教の教師たちによっても重要な実践として扱われてきました。 近年はその全体を含む版が一般向けに出版され、 いま、あらためて世界中の実践者の関心を集めています。
JAPANESE TEXT
日本語で学び、続ける
Larry Mermelstein監修の日本語サダナテキストをお渡しします。
ワークショップ後も、Practiceセッションや自宅での実践に使用できます。
なぜ今、この実践なのか
いまの私たちは、 情報、評価、不安、スピードの中で生きています。
気づかないうちに、 外側の刺激だけでなく、 内側の「もっとよくなりたい」という欲求にも 引っぱられ続けています。
瞑想でさえ、 落ち着くため、整うため、成果を出すための手段として 消費されてしまうことがあります。
だからこそ今、必要なのは ただ気分を整えることではなく、 自分を動かしているものを見抜く実践です。
Sadhana of Mahamudra は、 瞑想をもう一度リアリティに引き戻す実践です。
瞑想を自己改善の道具にしないための実践でもあります。
チョギャム・トゥルンパ
チョギャム・トゥルンパは、20世紀後半において、瞑想を現代社会の文脈に開いた 最も重要な指導者のひとりです。
彼は、瞑想を単なる宗教儀礼としてではなく、 混乱した時代の中でリアリティとどう関わるかという実践として提示しました。
現在、欧米で広く行われている瞑想の伝え方や学び方にも、 その影響は深く残っています。 Sadhana of Mahamudra は、その教えの核心にある実践のひとつです。
今回のワークショップのメインティーチャーは、ラリー・マーメルスティーンです。 1971年よりチョギャム・トゥルンパ・リンポチェのもとで学び続け、 50年以上にわたり、その教えを実践・翻訳・指導の三つの面から伝えてきました。
Larry Mermelstein
本ワークショップ講師
Nalanda Translation Committee Executive Director
Translator / Editor / Senior Meditation Teacher
今回のワークショップで Sadhana of Mahamudra を導くラリー・マーメルスティーンは、 チョギャム・トゥルンパのもとでこの実践に直接触れ、 長年にわたり継続して学び、実践してきた瞑想指導者です。 Nalanda Translation Committee の創設メンバーのひとりとして、 トゥルンパの教えを現代の言葉で伝える仕事を担ってきました。
続きを読む出版の分野では、Shambhala Publications のコンサルティング・エディターとして、 トゥルンパ関連書籍や仏教思想書の制作に長年携わってきました。 翻訳と編集の両面から、教えを実践可能なかたちで届ける役割を果たしています。
指導者としては、Vajradhatu/Shambhala の伝統のもとで Acharya を務め、 北米各地で瞑想リトリートや上級プログラムを指導してきました。 Ocean での講義や The Chronicles of Chögyam Trungpa への寄稿を通して、 Sadhana of Mahamudra を含む実践を世界中の学び手に伝え続けています。
今回のワークショップでは、Sadhana of Mahamudra を 単なる思想や知識としてではなく、 実践の文脈ごと直接学べる貴重な機会となります。
プログラムスケジュール
このワークショップは、説明ではなく実践から始まります。
はじめてこの実践に触れたときの体験を、そのまま大切にするためです。
それは、チョギャム・トゥルンパが伝えていたアプローチでもあります。
この実践に初めて触れる方でも、問題なくご参加いただけます。
プラクティスを続ける
サダナは、実践を重ねることで自分のものになる。
The Sadhana of Mahamudra は、一度体験して終わるものではありません。
実践を繰り返しながら、言葉と理解を通して少しずつ深めていくものです。
The Sadhana of Mahamudra: Teachings on Devotion and Crazy Wisdom は、
チョギャム・トゥルンパによるこの実践についての講義をまとめた書籍であり、
実践の背景や意味を理解するための重要なテキストです。
このワークショップでは、まず Larry Mermelstein から実践に直接触れ、
その後、日本語でテキストを読みながら、継続して実践していく場へとつながっていきます。
The Sadhana of Mahamudra
2-Day Workshop
サダナに直接触れる2日間
早割 33,000円(税込) 申し込むPractice Workshop
10 Sessions
The Sadhana of Mahamudra: Teachings on Devotion and Crazy Wisdom を、 翻訳文で毎回1チャプターずつ読み進めながら、 Sadhana practice を重ねていく継続プログラム
早割28000円 詳しく