マインドフルネスの4つの基礎 Part 1(身体・人生)
Larry Mermelstein
「The Profound Treasury」から、マインドフルネスの土台を学ぶ
Chögyam Trungpa の勇者の伝統を受け継ぐ
「日常に役立てる瞑想」
LARRY MERMELSTEIN
翻訳者 × 編集者 × 上級指導者
50年以上にわたり、チョギャム・トゥルンパ・リンポチェの瞑想理論を翻訳し、テキストを編集し、実際の指導現場で伝え続けてきた人物──それがラリー・マーメルスティーンです。
彼は Nalanda Translation Committee の創設メンバーとして、トルンパの瞑想と思想を英語圏に根づかせてきた中心的存在であり、そのレガシーを継承する Chronicles や Ocean においても、主要教師・寄稿者として継続的に関わり続ける数少ない直弟子の一人です。
ラリーは 1971 年からチョギャム・トゥルンパ・リンポチェの近しい弟子として、瞑想・学び・日常の指導を直接受け続けてきました。今日、世界で「トゥルンパを一次的に語れる世代」はわずかです。その中でも、翻訳と指導の両軸に深く関わり続けてきた教師は極めて稀であり、ラリーは現代に残る数少ない一次系譜の教師です。
トゥルンパの講義録・瞑想儀軌・テキストを英訳するために設立された Nalanda Translation Committee。ラリーはその創設メンバーであり、40年以上 Executive Director を務めてきました。さらに Shambhala Publications ではトルンパ関連書籍のコンサルティング・エディターとして制作に携わり、英語圏の仏教出版文化そのものに影響を与えてきました。思想とテキストを扱える教師という点で、ラリーは国際的にも希少な存在です。
Trungpa のレガシーを保存・共有する The Chronicles of Chögyam Trungpa では、ラリーは複数の寄稿を行い、初期ナローパ大学の背景やトゥルンパとの体験を語る数少ない当事者のひとりです。またオンライン学習プラットフォーム Ocean に加えて、チョギャム・トゥルンパの深い学びと実践を現代に受け継ぐ長期リトリート・プログラム Three-Yana Retreats(3yanas.org)においても、ラリーはコア・ファカルティ(主要教師)の一人として指導に携わっています。
これらの活動は、ラリーが単なる「海外ゲスト講師」ではなく、Trungpa の伝統に根ざした国際的な実践コミュニティの中心的な教師として、長年にわたり信頼されてきたことを示しています。
チョギャム・トルンパの伝統として受け継がれてきた、都会の喧騒の中で静かに坐り続けるアーバン・リトリート。Larry Mermelstein 自身が東京で直接指導します。
トゥルンパ瞑想理論を体系的に学ぶ
チョギャム・トゥルンパが 1973–86 年のセミナリーの講義を編纂した『The Profound Treasury of the Ocean of Dharma』は、欧米の Buddhist Meditation の基準をつくった歴史的テキストです。この三部作の翻訳・編集に深く携わった Larry 自身が、主要チャプターを解説するオンライン・ワークショップです。
過去のワークショップを録画で学ぶ
Introduction to 3 Yanas ワークショップの、過去に開催された録画ビデオです。ライブで参加できなかった回や、もう一度整理したいテーマを、自分のペースで落ち着いて学び直すことができます。
Larry Mermelstein Special Workshop
May 9 (Sat) & 10 (Sun) 2days | TOKYO
チョギャム・トゥルンパの瞑想理論の核心を
Larry が解説する、来日特別ワークショップ
ラリー・マーメルスティーンは、1971年よりチョギャム・トルンパ・リンポチェのもとで学び続けている、翻訳者・編集者・瞑想指導者です。50年以上にわたり、トルンパの瞑想理論・思想・文化的遺産を英語圏に伝える中心的な役割を担ってきました。
ラリー・マーメルスティーン
Nalanda Translation Committee Executive Director
Translator / Editor / Senior Meditation Teacher
チョギャム・トルンパ・リンポチェの近しい弟子として、半世紀以上にわたり瞑想と仏教哲学を学び続けてきた実践者です。トルンパの講義録や瞑想儀軌を英訳するために設立された Nalanda Translation Committee の創設メンバーであり、40年以上にわたり Executive Director を務めています。
more出版の分野では、Shambhala Publications のコンサルティング・エディターとしてトルンパ関連書籍や仏教思想書の制作に長年携わり、英語圏の仏教出版文化そのものにも深い影響を与えてきました。翻訳と編集の両面から、トルンパの教えを現代の言葉で伝える役割を担っています。
指導者としては、Vajradhatu/Shambhala の伝統のもとで Acharya(上級指導者)を務め、北米各地で瞑想リトリートや上級プログラムを指導してきました。トルンパのレガシーを保存・共有する The Chronicles of Chögyam Trungpa への寄稿や、オンライン学習プラットフォーム Ocean での講義を通じて、三つのヤナ(3 Yanas)や Sadhana of Mahamudra を世界中の実践者に伝えています。
近年は、トルンパの三つのヤナを長期的に学ぶ Three-Yana Retreats(3yanas.org)のコア・ファカルティとしても活動し、瞑想理論・実践・日常生活を統合するトレーニングを継続的に提供しています。翻訳者としての緻密さと、長年の実践に基づく温かく明晰な指導スタイルが、多くの学び手から信頼を集めています。
チョギャム・トゥルンパ・リンポチェ(1939–1987)は、チベット仏教カギュ派・ニンマ派の伝統的な系譜を受け継いだ、20世紀を代表する瞑想教師です。幼少期に転生活仏(トゥルク)として正式に認定され、チベット本土で修行を積んだのち、1959年の亡命を経てイギリスへ渡りました。オックスフォード大学で西洋思想と文化を学んだ経験が、後に独自の伝達スタイルを確立する基盤となります。
イギリス滞在時には、仏典や瞑想儀軌の翻訳・編集の必要性を痛感し、のちにアメリカで「Nalanda Translation Committee(ナランダ翻訳委員会)」を創設します。これは、チベット語のテキストを正確かつ現代的な英語へ翻訳し、トゥルンパの教えを西洋に根づかせるための重要なプロジェクトであり、現在に至るまで膨大なテキストや儀軌がこの委員会を通じて整備され続けています。
その後アメリカに移住し、1970年代から本格的にチベット仏教の瞑想を紹介しました。宗教色を抑え、誰もが取り組める形で瞑想と倫理観を提示した「シャンバラ・トレーニング」は、日常生活の実践に根ざした新しいアプローチとして広く受け入れられています。
1974年にはコロラド州ボルダーにナローパ・インスティチュート(現・ナローパ大学)を創設し、仏教思想と西洋学術・芸術・心理学を統合する革新的な教育機関として大きな影響を残しました。リンポチェは1987年、48歳で亡くなりましたが、その遺稿・講義録・瞑想儀軌は、Ocean、The Chronicles、Chögyam Trungpa Institute などの団体を通じて継続的に公開されています。
伝統的な系譜と現代的視点を融合させた彼のアプローチは、瞑想だけでなく、心理学、教育、芸術、社会活動といった多分野に今なお影響を与え続けています。
これが一生に一度の機会が切れる前に、今日始めてください。